◯火は智慧の象徴
インド聖典 Veda は アグニ = 火から 始まっています。
一番大切なことが、火、光、智慧、と関係ある、としています。
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それで
修行者は タパッシャ と呼ばれ、
修行への熱の高さ、
集中の高さ、
理解への情熱、
精神性の度合いを、
火: 熱量、温度、鋭さ、
などで表現します。
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だから
インド 医学、
アーユルヴェーダでは
火の要素が低い人は、
指導者にはむかないと言われ、
僧院では
ある精神のレベルに達してない人に、調理を任せることはありません。
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この火の熱量、性質が
その人の消化力といえる、
理解力、認識力、指導力
智慧の総合力を決定づけているからです。
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例えば、
消化力、つまり まだ理解力が育ってない人に
難しいことを伝えたり
相応しくないことを伝えたり、
量を伝えすぎたり
足りなかったりしては
様々、トラブルになります。
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それで、
火を扱える方は知恵者、
理解となる光をもたらせる、
よきガイドと言えるのですね。
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理解力のバロメーターである、
自身の内側の火を、いかに
燃やし続けることが出来るのか?
高い消化力、理解力を
いかに 養えばよいのか?
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その鍵を握っているのが、
感性、
と言えます。
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感性とは、
心の中のエネルギーの動きを
見極められるチカラ、
エゴをコントロールする、
精神力のバロメーター、
とも言えます。
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