Covit19 、パンデミックは、私にとっても、色々なことを振り返る現実や時間を与えてくれました。
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昨夜、思い出していたこと。
2018年、10月、巴里に長く暮らした、音楽を愛した兄マテオが亡くなった直後、私はカタールのアートフェスタに参加した。
最愛の兄を失った私は、悲しみに打ちひしがれていて、行きの飛行機✈️の中では、心ここにあらず、到着してから会場となる美術館に出向いたときには、集中力にかけていて、石畳で転び、右目周辺、頬骨、を打ち、眉の辺りを切った。
それで、この写真の私は眼帯をしている。
あまりの痛みに、心の傷みを忘れ、これはむしろ、神の恩寵なのではないか思った。そうやって、悲しみを乗り越えたのを記憶している。
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このカタール行きは、実は、兄がプレゼントしてくれた。息をするのもしんどい兄が、頑張って来なさい、と、命がけで郵便局に行き私に送金してくれたのである。
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今日、のトピックはこんな事。
人は、お金と愛は別だと思う人が多い。
けれども、お金の話しとは、
つまりは、愛の話しであり、
信頼の話。
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信用をこえた愛と信頼が、
お金、というエネルギーを動かす。
愛の温度が高まるとき、
お金の使い道も、
稼ぎ方も違ってくる。
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いつも思う、
人は、お金のためだけには、働けない。
それはとっても苦しい、今、大多数の方々が感じているように。
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理想的な働き方は、
個人と世界の調和の為に働けること。^^
Sustainable 、循環経済を意識した働き方もよい。
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世界がみんなそんな考え方をするようになったとしたら、果たしてこの世界には、助け合いだけがあり、経済戦争もないし、食糧の奪い合いもなく、
お金を創る銀行も、無能な政府も必要ないから、税金という名の搾取もない。
詐欺も、何もかも、お金にまつわる煩わしい全て、金融犯罪者、騙す人、騙される人、も全く存在しなくなる。
加害者も、被害者も居なくなるのだ。
そしてパンデミックで苦しむ人はいない。
#金融経済システム、それそのものが、詐欺のようなもの?と私は考えています。
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本当に金融経済と言うものは
便利なようで、このように、
様々な問題を、毎日毎日、
たくさん作り出しています。
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人類に必要な、Paradigm shift… これは、毎日話しても話し足りない。
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今日のトピック、
これは、単純にお金の使い方、
金融経済の話しではなく
人間の精神の在り方であり、
意識の成長への問いかけである。
本当は、全てが愛の理解、認識、実践の問題、なのではないでしょうか?
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人が、愛を基準に
生きられるようになったら
人との関わり方、働き方は変わるだろう。
世界は、どんなにか、幸せだろう。
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この金融経済システムを根幹から見直し、
世界の調和と平和を願う人が、
今、増えているように思います。
あなたは、どのように考えますか?
また、よいシステムや哲学をみつけましたか?
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そうそう、インドに、アマルティアセン、という1988年ノーベル経済学賞受賞した経済学者がいます。
かつて、この方の本を読み、この現代社会の経済の歪みの理由や、打開策を考える機会となりました。
Wikipedia : 1998年 経済の分配・公正と貧困・飢餓の研究における貢献により1998年にノーベル経済学賞を受ける。
- Commodities and Capabilities, (Elsevier Science, 1985).
- On Ethics and Economics, (Blackwell, 1987).
- Inequality Reexamined, (Clarendon Press, 1992). 『経済学と倫理学 アマルティア・セン講義』徳永澄憲・松本保美・青山治城訳、ちくま学芸文庫, 2016年
- 『グローバリゼーションと人間の安全保障 アマルティア・セン講義』加藤幹雄訳、ちくま学芸文庫, 2017年
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よかったら、探して、このテレワークの時期に、金融経済と精神の根本を問い直すきっかけになるかもしれない、彼の本を、参考に読んでみて下さい。
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Artlosophy 感性教育研究
Founder 齋藤セシリアかおる
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