民族のDNAの特性と言語、美意識を高めたら… インド-日本-世界

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昨日、お散歩に行く道みち考えていたこと。。

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最近私は、新しいプログラム作りに、エネルギーを費やしているのですが、そこでは、なるべくわかりやすい言葉で、論理的に多次元的に、プログラムの内容とベネフィットとメリットとアチーブメントポイントを解き明かす必要があります。

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難しくなってはいけないし、

でもわかりやすくなければいけない。さらに感覚的に受け止められるようでなければならない。それは結構ハードルが高い。

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よく見かける、いろんなプログラムのご案内ありますが、単純にベネフィットメリットをつらつら書いてあったり、資格が取れますよって書いてあったりしますが、ほとんどの場合、全体性を重んじたプログラムではありません。非常に知識に偏った内容と、なっています。

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ここ、感性教育研究Artlosophy ではそういうことをするつもりは全くないどころか、次元が違う内容なので、そこが正しく伝わるように、書かなくてはなりません。

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そんな表現に必要になるのは、

論理性とともに、全体を包む感覚が統合的に表現されていることです。.

そこで久しぶりに考えたのは

インド哲学の成り立ち、インド人の思考回路、それに伴う言語感覚についてです。彼らが今のITを支えている、ということを疑う人はまずいないと思いますが、それは一体どこから来るのか、について考える人は、まだまだ少数でしょう。

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私は彼らインド大陸に住む民族が使っている言語感覚について考え想像するとき、思い当たるのが、インド哲学の成り立ちです。

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では、まず哲学とは何かについて考える前に、哲学の定義について話します。

哲学とは、ざっくり言えば、

『物の捉え方考え方、その人の価値観を決めるベースであったり、方向や決定に影響与えるとても大切なファクター』です。

では、次に行きます。

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インド哲学においては、言語は数学として捉えられています。このことを聞いてピンときた方はいますね?コンピューターの世界でプログラミングと言う言葉がありますが、コンピュータ言語をプログラミングするということですね。

インド的思考回路は、最初に答えを設定し、その答えにたどり着くために何をしたら良いのか、どんな言葉を使えば良いのか、ということに長けています。

それがIT, AIとかに、非常に向いているわけですね。では一方、日本人の場合はどうなのか、日本語というのはどういうものに向いてるのか?、について考えたことがある人いますか?

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昨日、私が散歩しながら考えていたのはそういうことでした。

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日本人的な感覚と言語感覚と、インド人の言語感覚が混ざる時に、新しいものが生まれる、もっと良いものが生まれるのではないかと言う仮説です。

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( 日本人は感覚的に、統合する感覚に優れています。それは日本語の特性から類推しても、見えてくる事でもあります。これは少し専門的なことなので、今日はここで書くとができませんが。また改めて。)

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この仮説から、また生まれる事は、例えば英語を使う人たちが思っている言語感覚が、それに組み合わさるとどうなるのか、それはさらに良いものが生まれてくるのではないか、と言う仮説です。

ここで、ちょっと話が飛躍するのですが、…. いえ、私の中では全く飛躍してなくて私の中では、むしろ日常的に考えている事なのですが、

こういった民族の持つ特徴、言語感覚、言ってみれば1つの美意識、その違い、特性を深く認識を進めていくにつれ、世界的な平和のへの道筋が見えてくるのではないか、ということです。

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今世界はコンピュータを使う事に異論がある人はいません。それは共通の言語がそこで使われているからです。そして答えを導くための共通の概念がそこに埋め込まれていることを皆知っているからです。

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世界を幸せであること平和であることを皆が望んでいるのですが、なかなか外見を整えることが難しい、けれどもコンピューターの世界ではそれが実現しています。

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ここで私が着目してほしいと思った事は私たちが共通に持っている言語感覚とその民族が持っている特性とも言える美意識に着目するときに、世界をもっと安寧なものにする道筋が見えてくるのではないか、と言うことです。

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美意識と言うのは深く文化芸術と関わり合っています。私が、この感性教育研究の中で、五感を使ったプログラムにおいて、芸術に関するプラクティスを重んじている事と無関係ではないと、今朝これを書きながら改めて気づきました。

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もう一度、昨日の問いかけから、

今考えたことをまとめますと、

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1: 民族の美意識は芸術から生まれる

2: 美意識と言語感覚が結びついている

3: 言語が思考回路を作る

4: よって美意識を高めることが言語感覚を磨かせる

5: よって導かれる答えが変わってくる

道筋も変わってくる

6:言語は文化芸術の分脈と深く関わっている

7:その一つ一つの言語と、コンピュータプログラミングの必要なファクター、感覚は結びついている

8: 美意識を磨く芸術に触れることは、全体的な美意識に通じる道筋を見いだす近道ではないか

9: 美意識を磨くことは世界の安寧、幸せへの道筋をつくる

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一言で言えば、万人に共通する美意識にたどり着くには、民族、各々の美意識を磨くこと、芸術によって磨くことである、と、改めて思った次第です。

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今朝こうやって書いてる事は、昨日の散歩の途中でふと感じた疑問に対し、そこに分け入っていった結果で得た1つの回答でもあります。

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しかしこの回答が完全であるということを言いたいわけではありません。

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けれども、こうやって、自分の中にふと沸き上がる疑問や仮説に対し、自分の持っている言語感覚で導き出した答えである事は、確かなことです。私の中にある、世界を平和に導くための回答を得たいと思う、そんな問いかけ、そんな設定、着地点がこのような、道筋を示してくれたと思っています。

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世界を平和にするのは難しく、不可能だと多くの方が考えていますが、それは設定の仕方に問題がらあると言えます。

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答えや道筋を見つけるための思考回路や使う言語感覚不備によってそういうことが起きてきます。

美意識を磨くことが、世界を美しくする平和にするということを、私は改めて気付けたように思います。

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1つの問いかけが、新しい何かを見出していくのは事実です。

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疑問や問いかけ、毎日を当たり前のように過ごさずにいることが、美しく生きようとすることが、より良い世界を作る道筋に、つながっていくのではないかとそう思うのです。

どうぞ、あなたなりに、自分の美意識を高まるな、と感じる芸術に、深く触れて言ってみてください。

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どのようなジャンルが好みなのか、それは、あなたの五感の特徴によります。

自分に合った芸術を、是非見つけてください。そして美意識を高めていってくれたらいいなぁと願っています。

感性教育研究Artlosophy founder

可能性を見つける研究会JUMA. 主宰

齋藤セシリアかおる

最近私が親しくなった人たちは、

おしなべて音楽を嗜むビジネスマンたちです。アメリカ人、スペイン人、そしてトルコ人です。

彼らの聴く音楽や、日常的に聴いている音楽の好みは違っていますが、私の歌う、彼らにとっては意味がわからない日本語の歌でも、なぜか喜んで聞いてくれます。それはその歌の中にあるエッセンスを受け止めているからだと思うんですね。芸術に親しむ方々と言うのは、音楽家と言うのは、そのようなセンスに溢れています。

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Pics :
ヘルマンハープを演奏する千葉コミュニティテレビオーガナイザー、京葉美装社長 国吉様 ( となりは私、^^)
USAに住むトルコ人ビジネスマン OUDを弾くPeter( 素晴らしくインテリジェンスが高い方)
日本語の歌で瞑想するインドの子どもたち

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