NHK BS で、ネパール出稼ぎ村ガルコットの子供たち、を観た。
どなたか見た方はいますか?
実は私は、国際教育活動で何度もネパールに足を運びました。今回の舞台になった村と、わりあい近い場所だと思います。
懐かしい、けれども美しいが厳しいネパールを思い出しました。
子供をネパールに残し日本に出稼ぎをしに来た、ネパール人の親子関係から、現在の日本とネパールの問題、そして昔の日本を彷仏とさせる、悲しくも良いドキュメンタリーだった。
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ネパール人が、諸外国に出稼ぎに出るには、理由があります。ネパールには産業がないから、働き口がない。
今回のドキュメンタリーの舞台になったガールコット村も、その一つ。
ここは、以前より海外で兵士で出稼ぎで外貨を稼ぐたくさんの義勇兵がいたそうだ。
現在、日本で働いている親を持つ子供たちは、ジヤパニ、と呼ばれている。
その子供たちは、おじいちゃんやおばあちゃんに面倒を見てもらっている。
そんな世話してくれる親戚がいない子供は、ネパールの月収の2、3倍もある高い月謝の寄宿舎制学校に預けられている。
そこには住み込みのネパール人の男性が子供たちの世話を一手に引き受けている。その人の月収はわずか7 、8000円程度。100人近くがいると思われる子供たちの毎日の洗濯とご飯の支度をしている。
今回ある女の子を、このドキュメンタリーで追っていた。彼女は生まれてわずか3ヶ月の時に、親に置いていかれて、おばあちゃんを、お母さんだと思って大きくなりました。親の顔は、覚えていない。
ここ数年、彼女は年に1度、東京で働く、実のお父さんお母さんを訪ね、日本にひと月滞在しています。しかし、日本を気にいっておらず、来たその日からホームシックにかかっています。
でも、お父さんお母さんは、彼女に日本にとどまってほしいので、いろんなことを言って、彼女は日本に止めようとします。でもそうすればそうするほど、彼女は嫌がってネパールに帰りたがります。そして1月の滞在を終え、彼女は見送る両親を振り向きもせず、羽田空港からまたネパールに帰っていきました。
胸がいっぱいになった。
私には日本にもネパール人の友人たちがいます。こういう事実を知っていますが、ネパールに残された子供たちがこんなにも寂しい思いをしていることには思い及ばなかった自分を恥じた。
そして想像した事は、いつかこれと同じことが日本にもあったのだなぁと。戦前日本はハワイやブラジル、そして満州など、新天地を求めて日本を離れる家族がいました。
今も日本では、世界標準からみて、仕事の価値に比べて給料が低いから海外に働きに行く人が沢山いる。要するに、本質的には、昔から、変わっていない。
全てが経済的な理由ですが、
本当は、人の意識の問題でしょう。
日本では、海外に移民するにあたり、子供を置いていくと言うケースは少なかったのかもしれませんが、国内における単身赴任は、似たようなものでしょう。
パンデミックを境に、働き方改革が促進され、単身赴任が廃止される方向に向かっていると聞く。それは本当に良かったと思う。
結局人の意識が、変わらない限り、社会の中が本当に良くなるわけではない。
私は、感性教育を通して何がしたいのかと言えば、自分とみんなの幸せを、同時に考えられる人を増えればなあ、と言うのが願いです。
私はアナログ的な事は好きですが、高宮でデジタルは好き。ですからこの先の未来100年後を見据えたときに、デジタルの力を使っていかに良い教育を広める、というのが課題だと、今更ながら気づきました。
そのことで私の活動の仕方
働き方はこれから一変します。
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やはり、意識改革 ^^
パンデミック様々、、、
いやー長かった、ここまで来るのに。笑
気付くのが少し遅かった。笑
でも今からやろう!
^^
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