共感力は
コミュニケーション力の一つ
私たちの人生には、沢山の喜びもありますが、その逆に、苦しみや予期せぬ出来事があります。そうした難局にあるとき、心の解放が出来ず、心が頑なになり、自分だけの力で解決しようとして頑張り過ぎると、必要な家族や、近い友人、他者への共感力が育まれなくなる事があります。
しかし、共感力が少なくても、仕事場、経済的に恵まれ、少し無理をしながらも、暮らす事ができる人もいます。
けれども、共感力は人生を幸せなものにして行く上で、欠かせない要素の一つなのです。
それは何故でしょうか。
この機会に是非、共感力について深く考え理解し、その力を育んでみませんか?
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Vol.1
◼️ 何故、共感力は大事なのか
私たち人間は社会的な存在です。では、この社会的、とはどういう意味でしょうか。
これは、ある特定の、例えば日本やインド、アメリカなどの、限られた社会を意味することではなく、人間関係に基づき社会を構成していく、という意味における、社会性を基盤とした意味における社会を指し、それを社会的と理解するのが正しい認識でしょう。
私たちは法国家に住んでいます。その自分が所属する国の法律を守り、法を犯さずに社会生活を営む場合に使われる社会的という言葉のニュアンスと、私が今言及している社会的という際の、言葉のニュアンスは著しく異なるものです。
私が述べているのは、もっと根元的な意味におけるもので、社会性を大事にする社会的存在、という認識を深めるとき、自分の人生や生活そのものデザインの仕方さえ変わって行くのでは、という捉え方をしています。
共感力、エンパシーがないと、新事業、企画開発、デザイン、マネージング、営業、カスタマーサービス、、、
何も、上手く行かないでしょう、と。
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さて、では共感力について掘り下げていきましょう。
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◼️共感力、をいかに理解するか
社会には、異なる価値観や体験、境遇にある人々が生きていて、家族と言えど、年月が経つにつれ、結婚や就職や賃金などにより、境遇には大きな差が出てきて、人生や考え方そのものにも、影響を与えています。
ここで、私たちは、社会の規範となるルールを守って生きることと、社会性を高める、ということを、別々に理解する必要が出てくると考えます。
何故なら、社会性とは、社会人としての在り方を決める前の、基盤となる個人的、精神的領域だからです。
個人の境遇の違いからくる社会性と生き方へのあまり良くない影響はありますが、そうした、他者への艱難辛苦が存在することをおもんばかれない人は、他者への共感力の低い人です。
だからといって、共感力の低い人が悪い良くないと断罪して良いというわけではなく、その人も何らかの理由により共感力が低くなっているからです。
しかしながら、個人の精神の在り方とも言える社会性は、思いやりを基盤とした共感力によってこそ育まれ、私たちが真の意味において社会全体の幸福を考えるとき、それがいかに大事か、が分かってきます。
真の意味で社会性がある人、とは社会に対する普遍的な理解と認識を持ちつつ、高い共感力を持った人、を指します。そのような人たちこそが、経済や地位では得られない真に豊かな人生を歩む、社会的な人たち、真のリーダー、と言えます。
人間関係のもつれや仕事のソリューションさえ、そこにあるのは、まず第一に人の心であり、それはリーダーの資質が開花した人です。
けれども、私たちの社会環境にあって、共感力が必要で大切だと解りつつも、より良い社会性に結びつく、共感力の育むのが難しい。
その原因はどこにあるのか、何故気づきの場が足りないのか、いかに補えるようになるのが明確な道なのか、また、明日、一緒に観て行きましょう。
Vol.2 に続く…
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