◯ 自分の個性と将来の幸せ
この社会は複雑になっていて、幸せよりもお金が優先されている。巷でお金以上に幸せを優先する人を見かけたことありますか?
それはきっと非常に稀な人だと思います。
だけれどもそれにたどり着いた人は幸せだと私は思うんですよ。
なぜならば、
本当に究極的な心の平安を求めない限り、
この物質的な世界においてはいかなることも不十分で、
そして常に何かの問題が起きる、、自然の摂理として。
さて、私たち一人一人には個性とも言える、この人生と仕事などを司るエネルギーの質の違いがある。
これをインド哲学では自分のダルマと呼ぶ。
しかし、その見極め等はなかなか難しいものだ。
その鍵は、自分の五感の使い方と、
知性の使い方、家柄、出会い、経験の統合性にある。これはインド哲学で言うところの、前世から持ってきている、その人の雰囲気である。
それはその人の味わいであり、
個性である。
さて、日本に限らず、韓国、インド、西洋、どこの国でも、まだまだ学歴偏重社会であり、本人の個性よりも仕事や収入の高さで自分の道を決めがちだ。
しばらく前だが、インドで3Idiot ( 3馬鹿) という映画が流行った。それは、本当の幸せな生き方はどうやってつかんだらいいの?と言うことを教えてくれるような映画だった。
見たことがある方はいますか?
その映画はまた、少しばかり現在のインドのIT産業を揶揄したものであり、また自分の個性をつぶして道を選ばないようにと言う大切なメッセージが込められていた。
その中でタイトルにもなった、
3馬鹿の学生が出てくる。
しかし、1人は、教授をやり込めるほど、ものすごく優秀で1番になる。
1人はとっても出来損ないで学年でびりになる。
もう1人はビリから2番目だ。
そして彼らをいじめる人がいる。
そして課題をこなすことができず自殺する学生が現れた。→ 実際これはインドの社会問題になっている。お金のない家庭が無理をしてITの大学に子供を入れ、そして無理な勉強させてついていけない子供たちが自殺してしまうのだ。

最終的に卒業して10年後彼らが出会った時に、
優秀だった1番の学生は実は、お金持ちの出来損ないの子供の替え玉として学位を取るためだけに在籍し1番になった人だが、無事に故郷に帰り、本来やりたかった科学者になっていた。
そしてビリから2番目だった人は、本当は大好きだった動物のカメラマンになり、
いつも緊張のために本領を発揮できなくて、成績がビリだった人も良いビジネスマンになった。
さて、この人生の目的とはなんだろう?
豊かさってなんだろう?
お金を稼ぐことなのか?
また誰かを助けることなのか?
誰かを助ける前に、
自分を助けなければ、
誰も助けることができないだろう。
これは真理である。
では自分を助けるとは一体どういう意味だろうか?

私は、幸いに、人生の本当の目的にたどりついていると思う。^^
本来の目的はお金を稼ぐことではないし、
もちろん有名になることでもない。
何か物質的な世界における頂上を目指すわけでもない。そういうことには全く興味がない。

だから、こうした小さな仕事、
テキスタイルのパターンを考えたり、
個人的なオーダーを受けて行うささやかな仕事で味わう幸せは、人生の本来の目的を知ってそれを大切にしたいと願う、私のライフスタイルや性に合ってるように思う。
やっていて飽きないこと、
知らないうちに没頭してしまうこと
そんなものに自分のダルマがあるんだろうと、
想う、きょうこの頃です。
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Song of Sun
Cecilia K Art & Design Studio
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