◻️思考を上回る心の力

AI時代、何故感性教育が必要なのか

思考、記憶に基づく計算を上回る、心、感情、感覚の力

最近ようやく、ビジネス界でも、教育界でも、AIの限界を超えた人間の可能性について語られるようになった。AIは道具であり、それを使いこなすのは、感情や思考を調和的にコントロールできる、インテリジェンスに溢れた人であることが、望ましいだろう。

AIという道具は、やはり、使いようです。

人間の心も、道具なわけです。

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◯ 思考と高い知性=インテリジェンスは全く違う

知性には反応にも近い思考から始まり、様々な段階がある。高い知性=インテリジェンスとは、厳密に言うと、『左脳的能力の代表である識別力、判断力、比較力、計算力他』と、『右脳の感覚領域からおきる感情、達観力、研ぎ澄まされた感覚のセンサー』が統合した、その人間の行動の基準となる高いレベルで心を使いこなす、その人の総合力、感性を支えているもの、と言えます。

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◯ 感情と思考トラブルと記憶領域の関係

医学的見地から見たら、あらゆる感情と知的トラブルの原因を一言で言えば、新しい記憶領域である海馬と、自覚的な記憶をしているか判別が難しい旧い記憶領域である大脳皮質にある価値観やトラウマや信念が、生み出した、と想像がつきます。

記憶領域にある信念や価値観は、常に、思考が答えをだす方程式、感情が起きるシステムの基底にあるものと言えます

ですから、私たちは、自分の記憶領域の扱いと定期的点検こそが、必要です。

定期点検は、日常の出来事にいかなる基準で、どのように反応し、計算し、判断し、答えを出しているか、目の前の出来事への捉え方、自分のコンデション知るきっかけになるのです。

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◯ AIと人間の記憶領域

これにより、人間の知性、インテリジェンスのレベルについて考えるヒントとなるのはAIです。何故なら、AIは、人間にとっての、記憶領域というデータと方程式に基づく計算力そのものだからです。

AIは、何でも答えを出してくれる万能なシステムだと考える方がいますが、実際には、意外なほど簡単に、『わからない』と言う答えをだします。しかし、そこにこそ、私達人間の可能性を観る事が出来ます。

人間は、わからないと思うとき、知らない、と思ってもそこで、何故だろう?

どうしたら、良いかな?と、自身に問いかけをすることができるのです。

それは、例え学習してない物事に直面した場合でも、閃きと言われる直感力という、記憶や計算をこえた人間の能力の可能性の鍵を開けます。

それは、AIに劣る人間の左脳的な計算力ではなく、それを逆に、厳密には常に新しいことが起きたいるこの次元において、計算や記憶を凌駕する哲学する力を導きます。

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◯ AIの限界と人間の想像力と可能性

ひと頃、AIを脅威に感じる人や噂を耳にしますが、教育界、ビジネス界、産業界における真のリーダー達であればあるほど、心配の必要は無いと知っています。しかしながら、AIにも出来る仕事があるのは確かであり、想像力、創造性を使わない、指示によって、言われた通りに動こうとする人にとっては、脅威に感じるのは、うなずけます。

AIには、フレキシブルに雑談する力は無く、答えを導くことしか出来ません。

AIは出した答えに、何故?という問いに答えることも出来ないのです。何故なら、それはデータから計算により引き出した答えを出すことが、約割りだからです。

ここに、人間の感情や心の持っている本来の可能性を想像する事が出来、21世期の今からが人類の真の可能性が開く時代が幕開けた、と想像することも出来ます。

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◯ 言葉に込められた関係とAI の計算力

下に表した、人間の活動を示す言葉。

この言葉を読み、何を感じ、思考し、何か創造的なものに繋げられるだろうか。

投げる

打つ

掴む

走る

飛び上がる

AIは、言葉の意味を、異なる言葉によってしか表現することしか出来ません。

しかしながら、心や感情は、読み手の体験や想像力に基づき、この言葉を追体験することができます。それが、人間の創造性に繋がります。

想像力には、無数のエネルギー感覚があり、数えきれない、特定できないくらい変化に満ちた、創造される何かを待機しているエネルギーそのものです。

記憶領域にも帰属しないレベルの心のエネルギーは、こうして生きている創造のエネルギーとして、常に自分の内側で包含されています。

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◯ 計算と記憶をこえた心の力とは

そのように、心のエネルギーの状態を見極めたり、使えるようになれば、心の、AIを凌駕した無限の可能性を、様々な物事に役立てることが出来るようになるでしょう。

想像力や、感覚的な力を司る右脳に、創造への鍵がありますが、真にバランスを保っているのは、脳内の奥に座す松果体です。そこに着目しない限り、感性は磨かれず、決して使えるようにはならないでしょう。

自分の心、記憶領域と、知性、創造性との関係性を知ることは、自分自身にとって最も大切なメンテナンスであり、他者とのコミュニケーションに役立つのです。

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◯ 気づきをいかに得るのか

そして、忘れては、ならないことは、自分の心のコンデションに気づかせてくれるのは、あなたの目の前にいる人、日頃関わっている人、やがて知り合う全ての人、また、二度と話すことがなくても、無意識の領域に含まれている存在の全てではないだろうかと想像しています。

他人への無関心さは自分の能力や創造性を開くタイミングを閉じる事であり、逆に過度な執着も同様のことが言えます。

真球の真ん中は、常に安定しているように、脳の中央に座する松果体への集中したエネルギーは、バランス力を保つ鍵を握っています。

それが、フレキシブルに人間の可能性、創造性に働きかけています。

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しかし、これは、今発見された事ではなく、古代からずっと、文化、場所、時代を超えて、語り継がれて来たことであるのは、確かでしょう。

宗教と科学と哲学も、かつてひとつであり、科学と芸術もひとつであり、人間、心と身体の扱い方や、幸せに生きる術を示したものだったわけです。

思考を上回る心の力を発露するには、自然を愛で、五感の体験を深め、問いかけの哲学を重んじ、インテリジェンスにスイッチを入れて、心を紐解いて行くのが近道と言えます。

Artlosophy founder

EnvironmentArt&Philosophy: Education Activist , Business Adviser/ Cecilia K Art&Design Studio/Vegan

齋藤セシリアかおる

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